前回の『いい人と結婚したいけど、そもそもいい人とは?(2)』で、
信頼は、真実感(リアリティ)、論理的、共感という3つの面から生まれる
とお話ししました。
今回は、3つ目の共感についてお話します。
ポイントは、あなたがお相手に興味があると感じてもらうための共感を示すことです。これは、信頼感を育み、良い印象を残すための重要な方法でもあります。
多くの場合、デートがうまくいったかどうかは、あなたがどのように話したかではなく、あなたがどのように話を聞くかにかかっています。ですから、お相手のお話に集中して、耳を傾けてください。聞き方を学ぶことは話し方を学ぶことよりも難しいです。

『お相手と信頼関係を築くために必要な、3つの方法とは?』の記事の中で、デートの際のコミュニケーションにおける注意事項についてお話しました。
実際、お相手のお話を十分に聞くことで、お相手を気分良くさせることが出来ます。あなたが話し過ぎてしまったり、迷惑なことを質問したりしないように気を付けてください。
また、お相手のニーズを敏感に読みとらなくてはなりません。デートはお互いのコミュニケーションの場ですので、いつも自分の気持ちを重視するのではなく、お相手が何を求めているかを読み取ってください。自分中心に話していると、なたは気持ちよく話せるかもしれませんが、肝心のお相手の気持ちを見落としてしまいます。
この他に、お相手の意見を適切に聞く必要があります。お相手の関心を示す典型的な方法は、お相手の話の内容についてもっと質問することです。 これにより、お相手のこのデートへの能動的な意識を高めることができます。また、自分がお相手にとってお見合いをした大勢の中の一人ではなく、特別なパートナーであると、お相手に感じさせることもできます。

デートで良い印象を持たれる人は、信頼される人です。信頼されることは好かれることよりも重要です。
信頼は苦労して得られます。それは主に、十分な真実感を持つこと、感情の安定性、適切な共感を示すことの3つの分野でのパフォーマンスによるものです。
リアリティ(真実感)を示したい場合は、本来の自分を偽らないでください。
感情を安定させるのは、非常に簡単です。『お相手と信頼関係を築くために必要な、3つの方法とは?(2)』でお話ししたように、キャンディーを食べて(糖分を摂って)、人は一人一人違う考えを持っているのだと覚えておきましょう。
また、十分な共感を示すためには、お相手の話にもっと耳を傾け、もっと質問し、もっと関心を払いましょう。